声優 宮野真守といえば、
声優
俳優
歌手
と非常にマルチな活躍で有名ですよね。
つい最近ではTBSドラマ「半沢直樹」に金融庁担当検査官「古谷」の役で出演し、半沢直樹のファンではない「マモのファン」からも注目を集めました。
ネット上では「顔がうるさいやつがいる」という理由で話題になりました。
活躍は声優界に留まらず、ミュージカルやドラマ、CM業界と幅広いものになっています。
この記事では宮野真守の経歴とマルチな活躍を紹介します。
声優 宮野真守のプロフィール
名前:宮野 真守 (みやの まもる)
生年月日:1983年6月8日
年齢:37歳(2021年1月執筆現在)
出身地:埼玉県
血液型:B型
身長:182cm
所属:劇団ひまわり
声優 宮野真守の愛称は?
マモ
マモちゃん
「マモ」は女性ファンの間でつけられた愛称ですね。
そのイケボとルックスから王子様のように支持されています。
シンプルですが呼びやすくて良い愛称ですね!
宮野真守の経歴
7歳の頃に「劇団ひまわり」に入り、芸能活動をスタートさせていました。
しかし、なかなか子役としての仕事はもらえずにいたため、本人曰く「売れない子役時代」を過ごしたそうです。
宮野真守はものごころがついたときから「この業界で生きていくんだ」という意志が強く辞めようと思ったことはなかったとのこと。
子役出身から声優へと転身したんですね。
今でこそ超人気声優ですが子役時代は芽が出ずに苦労したようです。
そもそも「劇団ひまわり」の全日制のレッスンは非常に厳しく辞める人が続出したそうですが、
宮野さんの目立ちたがり屋の性格もあって芸能界での活動を強く希望していたのでしょう。
その強い意志が後に個性となって、劇団では日の目を見なかった宮野さんも声優として大成に至ったのだと思います。
声優としての活動
高校3年生のときにNHK教育テレビで放送された海外ドラマ「私はケイトリン」のオーディションに合格して声優デビューを果たしました。
その後はゲームでの声優などで実績を積み、2006〜2007年は以下の2つの役で大成。
DEATH NOTE:夜神月
機動戦士ガンダム00:刹那・F・セイエイ
このときの活躍が認められて声優アワード2007で主演男優賞を受賞しています。
その後も主役、サブキャラ問わず様々な作品に出演し、
ファンでも「え?この作品にも出ていたの?」というものも少なくありません。
宮野さんも声優界きってのイケボなので、イケメン役が基本多いですが、
ガッチャマンクラウズ:ベルク・カッツェ
うーさーのその日暮らし:うーさー
東京喰種:月山習
のような個性的なキャラも数多く演じています。
俳優としての活動
他の声優さんとちょっと違うのは声優だけでなく俳優としての活動も多くやっていることですよね。
テレビドラマ
特捜エクシードラフト(1992年)
3年B組金八先生第4シリーズ(1995年)
刑事追う!(1996年)
ニュースの女 (1998年)
3年B組金八先生スペシャルIX(1998年)
手塚治虫劇場 I(2000年)
喪服のランデヴー(2000年)
盲導犬クイールの一生(2003年)
マグロ☆ボーイズ 築地市場純情物語(2004年)
ザ・クイズショウ(2008年)
ゆうべはお楽しみでしたね(2018年)
半沢直樹(2020年)
声優の方でこれだけの実写作品に出演している人はそういないのではないでしょうか?
もともとは役者志望でもある宮野さんなので、当然といえば当然なのかもしれませんが、
声優というイメージを覆す露出の多さですね。
これだけマルチな方はアンパンマン役の戸田恵子さん以来ではないでしょうか?
ミュージカルでも
「テニスの王子様」ファーストシーズン(2003年)
「髑髏城の七人 Season月 下弦の月」(2017年)
「ウェスト・サイド・ストーリー」(2019年)
など、精力的に活動していますね。
歌手としての活動
歌手でもある宮野真守はこれまでに
・シングル:20枚
・アルバム:7枚(ベスト盤含む)
をリリースしていて十分な実績を残しています。
2008年にシングル「Discovery」でデビューを果たすと2009年以降は精力的にライブも行います。
声優としては初めて日本武道館やさいたまスーパーアリーナで単独公演も開催。
2015年にリリースしたシングル「シャイン」は男性声優が本人名義でリリースした作品として初めてオリコンデイリーチャートで1位を獲得し、歌手「宮野真守」を世に知らしめました。
これだけの活躍を歌手として出来るのは本業ミュージシャンでもほんの一握りだと思いますが、
これまでの声優としての活躍を積み重ねた結果ですね。
もともと声優としての声のポテンシャルが高く、目立ちたがり屋で自己アピール力に長けた宮野真守の真骨頂といえるでしょう。
声優 宮野真守は結婚しているの?
宮野真守さんは結婚されています。
2008年12月に一般女性の方との結婚をブログで発表しています。
また、同月のラジオ番組「朴璐美・宮野真守のポケ声ファイト!」で結婚のお相手との間で子どもを授かったことも報告していますね。
朴璐美・宮野真守のポケ声ファイト!
放送期間:放送期間 2006年10月8日 – 2010年4月4日
放送局:文化放送
当時はファンの間で祝福する声と同じくらいに嫉妬から結婚にあまり好意的ではない意見もありました。
そのため、宮野さんはプライベートに関する発言を控えており、家族に関する詳細を話していません。
声優界のトップスターともなればプライベートでにも強い関心が向けられます。
まして好きだったスターが結婚したとなれば、ファンにとっては悲痛以外に言葉はないでしょう。
これも人気声優としての宿命といえばそうですが、受け止めるにはショックが大きすぎますね。。。
声優 宮野真守の代表作
数多くの作品に出演している宮野さんですが、代表する役を3つ厳選しました。
DEATH NOTE 夜神月
「DEATH NOTE」で夜神月(やがみ らいと)は天才高校生として登場。
死神リュークの落としたDEATH NOTEを偶然手にした事から運命が大きく変わっていきます。
世界中から犯罪者を消し去るべく、その天才的な頭脳とDEATH NOTEの力で次々と人を殺し始めるのです。
宮野真守さんは夜神月として同じ天才L(エル)との駆け引きや心情描写を迫真的に演じました。
イケボと自身のルックスがライトに重なり、はまり役ということで当時高い評価を得ています。
確かにライトとエルの対戦は見応え十分で、見ているこちらもいつの間にか二人の心理戦に引き込まれますよね。
宮野真守の名前の世に知らしめた出世作になりました。
ガンダム00 刹那・F・セイエイ
「機動戦士ガンダム00」のキャラクター刹那・F・セイエイを演じました。
夜神月とあわせて2007年の声優アワードで主演男優賞を受賞した役です。
ガンダム00のストーリーにおいて主人公であり、ガンダムマイスター(操縦者)の一人。
物語の序盤は多くを語らない戦闘マシーンのような印象でしたが、他のガンダムマイスターの過去や心情に触れて精神的にも大人に成長していく過程がこの作品の見所の一つです。
宮野真守さんの熱い気持ちと刹那の真っ直ぐすぎる正義漢がいい感じにシンクロしていますね。
当時の名台詞として「俺がガンダムだ!!」というのがありました。
宮野さん自身もお気に入りのセリフとしてイベント各所でファンに向けて叫んでいました。
またこういう熱い役をやって欲しいです。
ハイキュー!! 宮侑
「ハイキュー!!」に登場する宮侑(みや あつむ)はバレーボールIH準優勝の稲荷崎高校のセッター。
双子の弟に治がおり、宮兄弟は高校バレー最強ツインズと言われる実力の持ち主です。
性格は荒めで、自分のセットにスパイクを合わせられない味方に腹を立て罵ったり、
自分のサーブに歓声を上げる観客を睨みつけたりと気性の荒さが目立ちます。
宮野さんはキャラに合わせて関西弁でのセリフが中心ですが、
今まであまり方言キャラを演じているのを見たことがないのでなんだか新鮮な感じですね。
熱血バレー馬鹿の宮侑を熱い宮野さんが演じるのは必見です。
まとめ
今回は声優の宮野真守さんをご紹介させていただきました。
声優・俳優・歌手とマルチな活躍を果たし、
これまでの声優のイメージを良い意味で大きく覆す存在になったのではないでしょうか。
近年のテレビやミュージカルの露出の多さを考えると、本人も声優だけに留まらず本格的に俳優業へウェイトをシフトしようとしているのかもしれませんね。
それはそれでファンには嬉しいことですが、声優宮野真守としての活躍を今後も期待していきたいですね。