(出典:https://www.aoni.co.jp/search/nojima-kenji.html)
父親は声優の野島昭生さん、兄は同じく声優の野島裕史さんで弟は作家の野島智司さん。さらに息子は俳優の野島透也さんとまるでサラブレッドのような声優・野島健児さん。
そんな野島さんは、人気アニメPSYCHO-PASSの宜野座伸元や美少女戦士セーラームーンシリーズの地場衛 / タキシード仮面など、脇役から主要なキャラクターまで数多く演じているベテラン声優!
幼少期の大分県での壮絶な生活や、役者になりたかったのに声優の養成所に気付かず入ってしまったエピソードなども紹介していきます。
応援していただける方クリックを、お願いします。
↓ ↓ ↓
野島健児のプロフィール
(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/野島健児_(声優))
愛称:のじのじ、ノジケン
性別:男性
出生地:東京都杉並区
生年月日:1976年3月16日(45歳)
血液型:A型
身長:163 cm
趣味:ドラム、三線
職業:声優、歌手、ナレーター
事務所:青二プロダクション
著名な家族:野島昭生(父)、野島裕史(兄)、野島智司(弟)、野島透也(長男)
野島健児の経歴
18歳の時に青二プロダクションの養成所・青二塾に入所。
1996年『ゲゲゲの鬼太郎(第4作)』でアニメ声優デビュー。
現在も声優やナレーターとして活躍されています。
野島健児の出演作品
野島さんは数多くの役を演じていますが、その中でも3作紹介します。
美少女戦士セーラームーンCrystal(地場衛 / タキシード仮面 役)
(出典:https://sailormoon-movie.jp/character.html)
1990年代にシリーズが始まり、今なお新作アニメシリーズ公開や再ミュージカル化などが続くセーラームーン。
その中の『Crystal』シリーズなどで、主人公・月野うさぎの運命の恋人である地場衛役を演じています。
PSYCHO-PASS サイコパス(宜野座伸元 役)
(出典:https://psycho-pass.com/character/chara11.php)
2012年のアニメ放送から今なお人気の作品PSYCHO-PASS。
野島さんは、主人公・常守朱の職場の先輩として、厳しくも温かくサポートしている宜野座伸元役を演じています。
宜野座自身も、父親との確執や、1期主人公の狡噛慎也の一件などで心情が揺れ動く複雑な役どころです。
BANANA FISH(奥村英二)
(出典:https://bananafish.tv/character/?chara=eiji)
2018年にアニメ化された人気作品。
主人公・アッシュ・リンクスと比べると頼りなく思えるが、数々の危険から守り抜くくらいアッシュが唯一心を許せる人物。
野島健児のエピソード
大分での壮絶な自給自足生活
東京生まれだけれど、8歳からは大分県で自給自足の生活をしながら育った野島さん。
「大分での自給自足」と聞くと自然豊かな田舎でほのぼの暮らせるようなイメージですが、実際はちょっと違った模様……
隣の家とも随分離れていて、回覧板を持ってくのも命がけなんですよ(笑)
ツタをつたって谷を降りるんですけど、その途中には蜂もいるし、毒蛇もいるのでほんとうに危険なんです。
1人で行くと危ないので2人がかりで行かなきゃならないんですけど、万が一のことがあっても助けを呼べるように、どちらかが緊急時に鳴らす笛を持っていくんですね。
30分ぐらいかかって谷を降りると、アスファルトの道に出て、そこをさらに歩いて川を渡った先に隣の家があるんです。そうだな、1時間ぐらいは歩くかもしれないですね(笑)
引用:https://townwork.net/magazine/serial/c_offrecord/44804/
蜂も毒蛇もいるようなところを蔦をつたって谷に降りるってどんな状況なのでしょう!?
そうまでしないとお隣さんにたどり着けないって、かなり過酷な環境にも思えますね。
でも、そんな生活を乗り越えられたら大概のことは上手くやっていくこともできそうです。
青二の養成所を声優の養成所だと知らなかった!
元々は役者になりたかった野島さん。
一度は役者になることに反対されたものの、18歳の時に再度提案して青二の養成所に入ることができたそう。
18歳になった時にもう大丈夫だろうと思って、再び親父に相談してOKをもらい、父オススメの養成所のパンフレットをもらって試験を受けたんですね。
それが今も所属している青二プロダクションの付属の養成所なんですけど、パンフには俳優養成所って書いてあったんで、当時は声優の養成所だって知らずに入ったんです(笑)
引用:https://townwork.net/magazine/serial/c_offrecord/44802/
今でこそネットなどで色々調べられますが、当時はパンフレットなどの情報がメインだったんですね。
そもそも声優って、昔は顔出しの役者さんたちがアルバイト感覚で行っていたらしいんですよ。父も最終的には声優に落ち着きましたけど、もともとは俳優活動をして、舞台やテレビに出ていました。
なので、青二の養成所では、基本中の基本であるお芝居を大事にしていて、舞台、ダンス、日舞、歌の稽古っていうのはあるんですけど、声優に特化したカリキュラムが一切なかったんです…、だからしばらく気付かなくって。
でも、みんなアニメや戦隊モノの話ばかりをしていたのでおかしいなと思って「ここって俳優養成所じゃないの?」って、周りに聞いてみたんですよね。
そしたら「青二プロダクションは、声優の事務所だよ」って言われて、そこで初めて自分が声優の養成所に入ったことを知ったんです。(おい、親父ぃ…!)ってなりました(笑)
引用:https://townwork.net/magazine/serial/c_offrecord/44802/
これは確かに、気付かなくてもしょうがないかもしれません。
しかし、気付いたあとにモチベーションが下がったりせず今ベテラン声優をされているので、野島昭生さんもきっと資質を見抜いて紹介したのでしょう!
息子の声優デビューで共演!
息子である俳優・野島透也さんの声優デビューでは、共演のため立ち会うことができたそう。
父に教わりながらアフレコ当日まで台本を読んで練習をしていましたが、いざ本番を迎えると本当にド緊張してしまい…。収録は一緒だったのですが、僕はほぼ全てリテイクで、父は一発OK。以前から尊敬していましたが、改めて父は“プロの声優”なんだと実感しました。
引用:https://www.oricon.co.jp/news/2169847/full/
子供の前だと逆に力が入ってしまいそうですが、一発OKはさすがですね。
――健児さんは、どんなお父さんなのでしょうか
【透也】父はとてもユーモラス(笑)でいいお父さんです。料理も上手で、味噌を自分で作ったり、この間はだし巻き卵の作り方を教えてくれました。
引用:https://www.oricon.co.jp/news/2169847/full/
面白くて料理も上手なお父さんって素敵ですね!
味噌も自分で作るとは、大分で育った経験が今も生きているんでしょうね。
まとめ
声優・野島健児さんについてみてきました。
穏やかな声の印象とは裏腹に、壮絶な子供時代を送っていたのにはびっくりでした。
お父さんお兄さんのみならず息子さんまで声優デビューして、これからも家族みんなで日本のアニメ界を盛り上げていってくれそうですね!