葛城ミサトと月野うさぎを演じる声優三石の魅力と素顔
2021年に公開される映画、『美少女戦士セーラームーンEternal』と『シン・エヴァンゲリオン 劇場版』。
どちらも、大ヒットを飛ばし、社会現象を巻き起こしたのは、1990年代。
この二つの作品で、色褪せない通る声でメインキャラクターを担当しているのが、三石琴乃。
アニメ、ナレーションなどのテレビメディアにとどまらず、舞台女優としても活躍し続ける三石。
その魅力と素顔についてご紹介していきます。
※『シン・エヴァンゲリオン 劇場版』は、2021年1月24日公開予定が、コロナの影響で延期との発表があり、公開日は未定（2021年1月00日現在）。
基本プロフィール
| 名前 | 三石琴乃（みついしことの） |
| 生年月日 | 1967年12月8日 |
| 血液型 | A型 |
| 出身地 | 東京都 |
| 芸歴 | 勝田声優学院・日本ナレーション演技研究所・劇団あかぺら倶楽部 |
| 資格・免許 | 普通自動車免許、自動二輪中型免許、坂東流師範 |
| 趣味 | 手芸、着物、日本舞踊、ショッピング、映画鑑賞 |
2000年に結婚され、娘さんがいるそうですが、ご主人も公表はされてないようですね。
おキレイな方ですから、娘さんもきっと可愛らしいのではないでしょうか。
日本舞踊を習っていて、よく着物の写真もブログで紹介されています。
「自分のお給料から月謝を払って習い事する」ことを「大人になった気分」
と語っており、子どもの頃に習字、そろばん、ソフトボール、ポートボールなど、習わせてくれた親に感謝する場面も。
キレイな彼女にぴったりな、奥ゆかしい趣味だな〜と思っていると、資格に光る「自動二輪中」免許！
実は、愛車に「フェザ子」（ヤマハ・FZ250フェーザー）と名前を付けて、バイクを楽しんでいた時代もあったようです！
美人は何しても似合いますね。
また、月野うさぎと一緒で「食う・寝る・遊ぶ」が趣味と本人が言っていたようですが、若い頃のお話でしょうね。
今では娘さんがそんな年頃になってるかも知れませんね。
出典：三石琴乃オフィシャルサイト「琴ちゃわんdeもう一杯！」
声優の道へと進むきっかけ
声優へのきっかけになったのは、高校3年生の夏休みに参加した声優養成所主催のサマースクール。
もともとラジオドラマを好んで聴いていて、興味はあったようですが、サマースクールが楽しかったことで、声優としての道を真剣に考え始めたようです。
一度、東京都庁に就職していますが、声優養成所・勝田声優学院を経て、日本ナレーション演技研究所に入所しています。
現在は事務所には所属せず、フリーで活動されているそうです。
2014年には、第8回声優アワード「高橋和枝賞」を受賞。
また、『人気声優200人が本気で選んだ!声優総選挙!3時間SP』（テレビ朝日）では、200人を超える声優の方々にアンケートを実施し、上位25人をランキング。三石は第15位に選ばれています。同業の方からの評価は、何より嬉しいですよね。
少女（うさぎ）と大人の女性（ミサト）を演じ続ける唯一無二の存在。
1992年に大ヒットした『美少女戦士セーラームーン』は、2014年に『美少女戦士セーラームーン Crystal』として新シリーズがスタート。
その際キャストが一新されましたが、主人公の月野うさぎ役・三石琴乃だけは「『セーラームーン』の遺伝子として、作品にいていただきたい」というスタッフの意向で、続投となりました。
その後、2021年には『美少女戦士セーラームーンEternal』劇場版が公開。
テレビアニメスタート時には中学生だったうさぎも成長し、『美少女戦士セーラームーンEternal』では大人の表情を見せるうさぎに、三石も感慨深さを感じていたとか。また、
この作品とこの役がなかったら、今こうして声優をやれているかわからないくらい、大きな存在。私にとっても愛と正義のヒーロー
と話すほど、三石にとっては大切な作品です。
また、1995年に社会現象を巻き起こすまでの作品となった、テレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』。
新劇場版としては、2012年の『エヴァンゲリオン新劇場版：Q』以来の新作に、ファンは公開前から盛り上がりをみせています。
その中でもメインキャストである葛城ミサトを、25年変わらず担当。
主人公と共に生活し、上司であり家族のような存在の葛城ミサトを、気持ちの良い開放感のある面と、重要任務を努めるピリッと引き締まった面とを、バランス良く表現しています。
ミサトの私生活はガサツで、サバサバした面がありながらも、責任ある立場で任務をこなし、時にはツヤのある大人の恋愛シーンも見どころの一つです。
そんな大人の女性を演じた三石にとって、うさぎのような明るく若々しいイメージからの脱却を図ることとなった、大切な作品と言えるのではないでしょうか。
また、ミサトと言えば、テレビアニメの次回予告を担当し、ハイテンションに「サービスサービス♪」と締めるのがお決まり。
テレビアニメ『新幹線変形ロボ シンカリオン』（TBS系）とのコラボ回が放送される前の週では、ミサトが予告ナレーションを担当し、話題になりました。
どちらの作品も重要な役どころであり、四半世紀の時を超えてもなおみずみずしく、感動すら覚えます。
セラムン、エヴァ、ドラえもん…アニメ以外の出演作品も！
アニメだけはなく、海外ドラマの吹き替えや、ナレーションもこなす三石。
幼いキャラクターから大人の女性まで、幅広い声色の出演作をご紹介していきましょう。
アニメ
〈初出演〉『エースをねらえ! ファイナルステージ』友代
出典：ヨドバシカメラ
『ジャンケンマン』チョッキン
初めてのレギュラー出演。
ジャンケンマンの親友。優等生タイプな性格で、新しいグッズなどをいち早く持っているキャラクターでした。
『美少女戦士セーラームーン』月野うさぎ
明るく天真爛漫な主人公。趣味は、食べること、寝ること、ケーキの食べ歩き。
『新世紀エヴァンゲリオン』葛城ミサト
主人公碇シンジ保護者兼上司で、エヴァンゲリオン（EVA）の戦闘指揮官。
「ちょっちね」が口癖。
『機動新世紀ガンダムX』トニヤ・マーム
フリーデンの通信士。奔放な性格ながら、鋭い感性も持ち合わせ、他人を気遣う優しさも持ち合わせているキャラクター。
『ドラえもん』野比玉子（のび太のママ）
声優を総入れ替えした2005年から担当。
1代目は小原乃梨子、2代目は千々松幸子で、三石は3代目となります。
『ONE PIECE』ボア・ハンコック
絶世の美女であるハンコックは、上からの物言いをするキャラクターですが、好意を寄せている主人公・ルフィに対してはメロメロに。そのギャップがまた素敵です。
海外ドラマ
『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』メレディス・グレイ
2019年には第16シーズンが放送され、さらに更新されている、人気ドラマの主人公を担当されています。
ナレーション
『Going!Sports&News』（日本テレビ）
『1億人の大質問！？笑ってコラえて/結婚式の旅』（日本テレビ）
『発掘!あるある大事典』（関西テレビ）
『ダウンタウンDX』（読売テレビ）
『ウチくる!?』（フジテレビ）
TVCM
「イエローハット」
「ケンタッキー」
まとめ
声優・三石琴乃の代表作とプロフィール、主演作品についてご紹介してきました。
立場としては十分大御所のキャリアながら、いつまでも美しく、そして変わらず若々しい声に脱帽します。
声や喉を特別ケアするというよりは、体全体へのケアを心掛けているという三石。
日頃の努力こそ、三石の若さの秘訣なのかも知れません。
