アニメ『ワンピース』ゾロの声優 愛妻家・中井和哉
1997年に「週刊少年ジャンプ」で連載が始まった、尾田栄一郎が描く漫画『ONE PIECE』。
コミックスの歴代発行部数は4億6000万部を突破(第95巻発売時点)するなど、数々の記録を打ち立てている日本を代表する作品です。
その『ONE PIECE』のアニメの放送が始まったのが1990年10月20日。
海賊王を目指す麦わらのルフィ率いる「麦わらの一味」のNo.2、ロロノア・ゾロを担当するのが、中井和哉さんです。
では、詳しくみていきましょう!
基本プロフィール
名前 | 中井和哉(なかいかずや) |
生年月日 | 1967年11月25日 |
血液型 | A型 |
出身地 | 兵庫県 |
出身校 | 青二塾大阪校11期 |
資格・免許 | 普通免許 |
特技 | 測量、アーチェリー |
出典:青二プロダクション
公務員経験のある脱サラ声優さんで、仕事をしながら、声優事務所「青二プロダクション」の附属養成所である「青二塾」に通ったそうです。
特技としている測量は、公務員時代に培った技術のようですね。
青二塾は、入塾試験も難しく、入ってからも他の養成所に比べると厳しいことで有名。
その分、確かな実力を身につけた方が多いようですね。
その一人の中井もご多分にもれず、声優アワードにて「助演男優賞」の受賞経験があります。
ちなみに、青二塾の卒業生には
神谷浩史:『ONE PIECE』トラファルガー・ロー、『斉木楠雄のΨ難』斉木楠雄、『進撃の巨人』リヴァイ
草尾毅:『SLAM DUNK』桜木花道、『ドラゴンボール』トランクス
野島健児:『BANANA FISH』奥村英二、『PSYCHO-PASS サイコパス』宜野座伸元
津田美波:『ゆるゆり』船見結衣、『アイドルマスター シンデレラガールズ』小日向美穂
などなど、現在も活躍されている声優さんが、他にもたくさんいらっしゃいます。
代表作『ONE PIECE』海賊狩りのロロノア・ゾロ
アニメで声優デューを果たしながらも、ナレーションの仕事をメインに活動していた中井。
そんな時に『ONE PIECE』のオーディションに呼ばれ、見事そのチャンスをものにしました。
原作を読んだ際には
この顔から自分の声が聞こえてきてもおかしくないかもと思えた
と話しており、なるべくしてなった役なのかもしれませんね!
メインキャラクターの中でも、硬派でかっこいい存在のゾロ。
しかし、『ONE PIECE』のアフレコ現場では、主人公・ルフィ役の田中真弓からいじられることもしばしば。
ただし、作者の尾田栄一郎からは
中井くんはどんなにいじってもいいけど、ゾロはいじっちゃダメ
と言われているとか(笑)
ウソップ役の山口勝平のコーナーにゲスト出演した際、
かっこいいところと方向音痴なところとどっちが好きですか?
と山口に聞かれると、
両方あってのゾロだと思うんですけど、5.1対4.9くらいでかっこよさが勝っていないとダメなんじゃないかなと思います。
と、あくまで、ゾロはカッコよくなくてはならないと気をつけているそうです。
ファンとしても、ぜひ死守していただきたい比率ですね!
ちなみに、ゾロのセリフで好きなのは、「三・千・世・界」だそうです!
出典:ONE PIECE.com
ゾロ声優・中井は優しさ溢れるエピソードが満載!
男らしく、かっこいい役が多い中井ですが、出てくるエピソードは優しさエピソードばかり。
前出の山口のコーナーにゲスト出演した時山口は、
麦わらの一味の中でも一番聞き上手な中井くんが来てくれたので、すごく安心です。
と言っており、中井の優しさがにじみ出ていますよね。
『ONE PIECE』のサイトでは「お悩み相談に答えるコーナー」も持っている中井。
新社会人の方へは
「憧れの東京で仕事してる私、すごい!」という前向きな気持ちを失わないで欲しいです。応援しています!
学校のイベントで司会をするという中学生には
14歳にして学校のイベントで司会やるなんて、それだけですごいことだと思います。おじさんならお腹痛くなって学校休むもん。尊敬!
なので、自信をもって司会してください!
などと、アドバイスだけでなく、どの答えにも応援する姿勢が、優しさに溢れています!
出典:ONE PIECE.com
また、本人は「恐妻家」と言っていましたが、声優になる前に結婚している中井は、「愛妻家」です。
「好みのタイプは奥さん」と答えたり、人妻の魅力について聞かれた時には、「僕は僕の妻以外、何の魅力も感じません」と答えたりと、女性にとっては発狂もの(笑)
奥さんへの愛が溢れていますよねー。
ワンピース、銀魂だけじゃない!アニメ以外の出演作品も
アニメ
〈初出演〉『空想科学世界ガリバーボーイ』サイ
この作品で主演のガリバーを務めていたのが、ウソップ役の山口勝平。
当時中井はもちろんまだメインキャラでもなく、今では同じ麦わらの一味だなんて、感慨深いですね。
『機動新世紀ガンダムX』ウィッツ・スー
初めてメインキャラクターを担当した作品。
ガンダムエアマスターのパイロットを担当し、代表作の一つと言える作品。
今と比べるとやはり若々しい声ですね。
『ONE PIECE』ロロノア・ゾロ
間違いなく、中井の代表作と言える役。
男性からも女性からも人気のある、かっこいいゾロの声はぴったりです。
『銀魂』土方十四郎
クールな真選組副長。局中法度を定め、ひとたび刀を抜けば「鬼の副長」と呼ばれ、テロリストはもちろん隊士たちからも恐れられる男ですが、ユーモアあふれるキャラクターで、中井の渋い声が引き立てますね。
『戦国BASARA』伊達政宗
奥州を束ねる若きカリスマ。部下の片倉小十郎を傍らに天下を狙うキャラクターを、どこまでも渋く表現されてます。かっこいいです!
スーパー戦隊シリーズ
『特捜戦隊デカレンジャー』イーガロイド
概要
イーガロイドとは、『特捜戦隊デカレンジャー』に登場する、死の商人エージェント・アブレラが販売する上位戦闘員。ジャスミンには『イガイガ君』と呼ばれていた。
ゲド星人ウニーガをモデルに制作された。高い知能と言語能力を有する最高級品で、大量に現れることはない。
その能力で他のドロイドを指揮したりもできる。
戦闘力も非常に高く、1対1の戦闘ならデカレンジャーと互角以上に渡り合え、5人相手でも苦戦させるほどの実力を持つ。
装備は細身の剣・「イーガソード」や左腕を変形させた強力なビーム砲・「イーガマグナム」、二振りの大剣・「イーガブレード」。さらに、ウニーガの剣技を元にした「クロスバースト」なる必殺技を使える。出典:ピクシブ百科事典
『炎神戦隊ゴーオンジャー』ヒラメキメデス
概要
『炎神戦隊ゴーオンジャー』の敵組織・蛮機族ガイアークのメンバー。
害地目出身。
GP-15から登場した害地大臣ヨゴシュタインの部下で、肩書は「害地副大臣」 。
作戦が閃くと、「ポクポクピーン!」と頭の電球が光る。ヨゴシュタインの信頼も篤い切れ者で、高度な知性と策略でゴーオンジャーを窮地に追い込む。マシンワールドでは連戦連勝だったが、炎神トリプターとジェットラスの反撃に遭い、ヒューマンワールドに逃れてきてガイアークに合流した。
しかしトリプターとジェットラスも、彼を追ってきたヒューマンワールドでゴーオンウイングスというパートナーを得て、再び激闘を繰り広げることになる。三大臣と比べてシリアス色は強いものの悪の組織の策士キャラにありがちな面従腹背といった暗さは無く、上司であるヨゴシュタインへの忠誠心は本物。また他の幹部の足を引っ張ったり陥れるような事もほとんどしなかった(一度だけ作戦の為に利用した事はあった)。
かつて、身分が低いばかりに誰にもその頭脳を認めてもらえない事に鬱屈していた頃、自分の力を認め取りたててくれたヨゴシュタインに心酔しており、命を賭しても恩に報いようとする。
その忠誠心は並大抵のものではなく、自らの理性を捨て暴走状態になることで一気にパワーアップするデタラメデスや、死後怨霊として復活したウラメシメデスなど、敗れても死んでもヨゴシュタインのために、「士は己を知る者の為に死す」という言葉を体現するかの如くゴーオンジャー打倒に執念を燃やし続ける。出典:ピクシブ百科事典
『宇宙戦隊キュウレンジャー』オオカミブルー/ガル役
概要
(本人曰く「こう見えて」)オオカミ座系出身の獣人で、オオカミブルーの変身者。銀髪と右が青で左が赤のオッドアイが特徴。
短気だが、一方で気弱な部分もある。年齢は地球人換算で35歳。9月6日生まれ、血液型はO型。最初は故郷のものと思しき民族衣装を着ていたが、リベリオン加入後は上着だけキュウレンジャーのジャケットに着替えている。
何故か口調は広島弁風な喋りで、語尾に時々「~ガル」を付ける。Space.1にてラッキーが惑星ジャグジャグに墜落した際、最初に出会ったキュータマの所有者。因みに思い出の品かお守りなのか胸に下げていた。
かつてジャークマターの襲撃から自分の惑星を守るために戦うも、最終的に仲間も故郷も全て失ってしまい、絶望から戦う気力と誇りを無くしていた。
「戦ったわ!戦って死んだんだ!」
その為ラッキー達と出会った当初はキュータマも光らなかったが、ラッキーと浜辺でぶつかり合った時に拳と共に叱咤激励を受ける。出典:ピクシブ百科事典
ナレーション
スッキリ(日本テレビ)
アッコにおまかせ!(TBS)
すぽると!-MONDAY FOOTBALL-(フジテレビ)
まとめ
『ONE PIECE』ロロノア・ゾロ役の中井和哉の基本プロフィールから、優しさ溢れるエピソードなどご紹介してきました。
重厚感のあるイケメンボイスで、これからもかっこいいキャラクターをどんどん世に送り出して欲しいですね!