(出典:PEERLESS GERBERA)
空前のヒットを飛ばしている映画「鬼滅の刃 無限列車編」。この映画に登場する憎き上弦の鬼「猗窩座」を演じた方をご存知ですか?
そう、「エヴァンゲリオン」で「渚カヲル」役を演じたことでも有名な石田彰さんです。
「石田ボイス」といわれるその独特で優しさも備える声はファンも多く、「あーさん」「あー様」の相性で親しまれています。
その声でアニメだけに留まらず、洋画やナレーターなど幅広く活躍されている声優さんです。
2007年には第1回声優アワードサブキャラクター賞男優部門を受賞しており、主人公にも劣らない重要な役を数多くこなしています。
ここでは石田彰のプロフィールとその内側について紹介していきましょう。
石田彰のプロフィール
名前:石田彰(いしだ あきら)
生年月日:1967年11月2日
年齢:53歳(2020年12月執筆現在)
出身地:愛知県
最終学歴:日本大学藝術学部演劇学科卒
血液型:O型
身長:163cm
所属:PEERLESS GERBERA
エヴァ渚カヲルの声優、石田彰の家族構成は?
石田さんは独身のようです。
年齢的にも意外ですね。奥さんと子供2人くらいはいるのかと思っていました。
プライベートではどんな付き合いをされているのでしょうか?
石田彰に彼女はいるのか?結婚は?
石田さんには過去に噂になった方が何人かいますが、結局すべてデマだったようです。
実は結婚しているとの噂もありますが、本人は公言しておらず、独身である可能性が高いです。
過去には「結婚願望もないし、子供がほしいとも思わない。」と語っていたこともあり、そもそも結婚に対して前向きな気持ちを持っていないことが伺えます。
ちなみに、石田さんの好きなタイプは
・料理が得意
・ルックスや声が綺麗
・黒髪でおしとやかな性格
だそうです。
結婚できない要因に理想の高さもあるのでしょうか?
エヴァ渚カヲルの声優、石田彰の性格は?
石田さんは自身で
人付き合いが苦手、寂しがり屋と言っていてあまりポジティブな性格とはいえないようです。
飲み会などの集まりにはめったに参加せず、仕事だけの付き合いが多いそうです。
しかし、付き合いが悪いからと言って石田さん自身の評判が悪いと言ったことはなく、石田さんに憧れて入ってきた後輩声優の方たちにはすごく慕われています。
石田彰の交友関係は?
一番仲がいいのは、声優の保志総一朗さんといわれています。
「機動戦士ガンダムSEED」や「最遊記」など数々の作品で共演しており、保志さんも石田さんのことが声優としても人間としてもかなり好きなようです。
人付き合いが苦手という石田さんも保志さんとはプライベートで食事に行ったりして楽しく話ができるみたいですね。
次点で仲がいいのは、声優の鈴村健一さんです。
鈴村さんも「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」で石田さんと共演しており、憧れの声優として石田さんの名前を上げています。石田さんがメールアドレスを交換した数少ない声優さんです。
石田彰の代表作
石田彰さんの代表作を紹介します。
主な代表作
・スレイヤーズ(ゼロス)
・最遊記(猪八戒)
・機動戦士ガンダムSEED(アスラン・ザラ)
・銀魂(桂小太郎)
・戦国BASARA(竹中半兵衛)
・NARUTO(我愛羅)
・鬼滅の刃(猗窩座)
どれも主役級の重要人物を演じていますね。
そして、声優石田彰を世に知らしめたのはこの作品でしょう。
新世紀エヴァンゲリオン 渚カヲル
1995年に全26話放送されたテレビシリーズの新世紀エヴァンゲリオンは放送当時は低視聴率かつその難解なストーリー構成で賛否両論がありました。
また、エヴァンゲリオンはテレビシリーズ、劇場版、漫画、新劇場版(未了/2020年12月執筆現在)と複数のシリーズでそれぞれ別の結末を描いていますが、ここではその詳細なストーリーは割愛します。
渚カヲルは主人公の碇シンジを覚醒へと導く友人であり指導者でもある重要な役割を担っています。
渚カヲルは「ちょっと浮世離れしたお兄ちゃん」(石田彰)
渚カヲルは主人公シンジを常に優先し、冷静かつ優しくシンジを諭します。その声はまるで子供を優しく包み込む親のようであり、最愛の恋人のようにも受けとれます。
エヴァンゲリオンの物語をシンジ目線で追っている視聴者は渚カヲルの言葉の一つ一つが自分ごとのように感じられたことでしょう。
NHKで放送されたエヴァンゲリオン大投票の使徒ランキングで渚カヲルは2位に入りましたが、
そのときに石田さんが番組にメッセージを残しています。
「好きな使徒ランキングで2位であることは嬉しいのですが、引っかかっている部分もあります。
渚カヲルといえば、唯一の人間型で一番親しみやすいキャラクターなのに他の使徒に負ける要素は無いとでは、と。まあ僕自身カヲルを「ちょっと浮世離れしたお兄ちゃん」という箱に入れてしまいがちなので、ここはカヲルを使徒だということをうっかり忘れている人が多かった。…ということにしておきましょう。」
演じている本人でさえも渚カヲルの立ち位置が人間ではなく使徒であるということを忘れてしまうほど、渚カヲルは非常に人間的な側面を多く持っていますよね。
また、同メッセージで石田さんは渚カヲルを「無償の愛の権化のようなモンスター」とも称していてやはりカヲルは人間ではなく使徒(モンスター)なのだと捉えています。
人間的な愛情とモンスターとしての立ち位置、その2面性をたくみに声で表現した石田さんはやはり声優としての技術は相当に高いものなのでしょう。
まとめ
今回は渚カヲルの声優、石田彰さんを紹介しました。
魅惑の石田ボイスの持ち主は実は人見知りで人間嫌いという側面の持ち主でした。
エヴァンゲリオンの渚カヲル役も人間と使徒の2面性を持っていますが、石田さんも親しみやすい声と人付き合いが苦手という2面性を持っているがゆえに成立した役だったのかもしれませんね。
これからの石田さんの活躍を注視していきたいと思います。